「はじめての山登り」は道具を買わずに低山に登るべし!
「はじめての山登り」から、アレやコレや道具を買いそろえてチャレンジするのはリスクがある。
経済的な損失のリスクである。
そもそも登山を趣味にしようとして登るのか、それとも、たまたま友人に誘われたから行くのかということでも違うのだが、思った以上にお金がかかる分野だということは知っておいた方が良いだろう。
(あなたがお金持ちなら関係ないけどね)
もし、「友人に誘われてちょっと・・・」という場合は、基本的には山登りをする友人のアドバイスに従って、最低限のものを用意しておけば大丈夫。
おそらくは、その友人が全てカバーしてくれるハズだ。(知らんけど)
問題となるのは、「登山を趣味にしようとしている人」の場合である。
これは適正があるか否かを占ってからはじめるべきだろう。
今ある装備でも行けるような、500mぐらいの低山で占うと良い。
出来れば人がいっぱいいて、気軽に登れるようなお山を探して、その山に一人で登ってみることだ。
(登山道が整備されていて、片道30分程度で登れるハイキング的なお山が望ましい)
低山に登れば、ある程度は「自分の登山の適正度」というものが分かるだろう。
自分の登山適正がどの程度のものか確認できたら、それを指針にして道具を買いそろえよう。
ほどほどの「ナンチャッテ登山家」を目指すなら、迷わずワークマンに行くべし!
そこで、①登山靴から②ザック③レインウエア⑤グローブ⑥帽子等、大抵のものは買いそろえることができる。
というか、本格的な登山家を目指すとしても、最初はワークマンで実は十分なのではあるが・・・。
「はじめての山登り」は登山アプリから!
あらためて、はじめての山登りは、何から準備をしたら良いのだろうか?
登山靴、ザック、ウエア等の道具をそろえることからはじめるのは普通の人。
達人のはじめ方はちょっと違う。
おすすめは・・・
ズバリ、「登山アプリをダウンロードすること」から準備を始めるべし!
なぜならば、登山アプリには素人の情報がイッパイ掲載されているからだ。
(勇ましく切り出した割には、我ながらショボい理由だあね・・・。)
無料・無課金の登山アプリには「ヤマレコ」「ジオグラフィカ」「コンパスEXPERT」など色々あるが、最初は「YAMAP(ヤマップ)」から入ることをおススメしたい。
ヤマップは、操作が直感的で分かりやすく、自分が撮った写真などでブログ的な登山レポートを簡単に作成することが出来るからだ。
また、あらかじめ地図をダウンロードしておくことで、GPSを利用して登山中の自分の位置を確認できるので、初心者でも安全に山登りすることができるのだ!!!
・・・っと、前のめりにおススメしてしまったが、そういうことではなかった。
道具を買いそろえる話に戻ろう。
ヤマップには、登山に関するアレやコレやの情報がイッパイ掲載されている。
山道具は高いので、ここで色々と情報交換をしてから道具を買った方が失敗しない。
だから、ここでおススメの登山アイテムを色々と聞き倒してから準備するようにしよう。
SNS要素が強く山友(リアルもバーチャルも)が出来やすい!
まず、登山の初心者は道具をそろえなければならない。
登ろうとする目標の山があるならば、その山のことを調べなけれなならない。
山に関する口コミ情報が豊富
では、どうやってそれらを調べるのか。
一口に道具をそろえると言っても、雑誌や書籍、通常のネット情報だけでは表面的な情報しか知ることが出来ない。ネット情報の中には広告要素が強いものも含まれているが、それを見極めるのは結構難しかったりする。
例えば、飲食店を探すような場合、私たちは口コミ情報というものをチェックしたりする。
だから、ヤマップでも同じように口コミ情報をチェックすれば、自分に合っている山グッズを選ぶことができる。ヤマップは、登山に関する口コミ情報の宝庫と言っても過言ではなく、登山初心者が山の調べごとをする場合、「たいていはコレで分かる」というぐらい優秀なツールとなっている。
(有り難いことに、ヤマップのユーザーの中には、「教えたがり屋さん」「お世話焼き屋さん」がイッパイいるし、ほとんどプロというか、山男に近いような人もいる。山の世界はあまりにも突き抜けすぎていて、マニアックな人が多いけど、それだけに頼りがいがある。その人たちが教えてくれるアイテムを選んでおけば、まずは間違いはないだろう。仲良くなっておくと、お得な買い物の仕方や地元のおススメの店なども教えてくれるので、色々と聞きまくると良い。登山をするなら、持つべきものは山友と山のパイセンだと心得て、大いにお世話になろう。もちろん、節度ある態度でね!!!)
ヤマップは登山グッズに限らず、目標とする山の現在の状況等を詳しくレポートしてくれてもいる。だから、登山の初心者は、ターゲットとする山を決めたら、そこからヒントを得て色々と準備をすすめていけば良いのだ。
DOMOとコメントで築く「登山SNS」の付き合い方
なお、ヤマップでは、山レポに対するコメントの他、「イイね!」の代わりに「DOMO」という経験値なものを受け渡すシステムを採用している。そういったSNS要素が強めなアプリであることもあり、他のアプリと比較しても山友が出来やすい。
ヤマップでつながる人間関係をバーチャルな範囲にとどめておくか、リアルなものへと発展させるかは、それを使うユーザーの考え一つである。
しかし、意外と登山界は狭い。
はじめはバーチャルな関係であっても、どこかの山ですれ違ったり、出会ったりして、リアルな人間関係に発展することも少なくない。
だから、くれぐれも失礼な態度は取らないよう心掛けておこう。
また、ヤマップあるあるでアルが、少しずつ経験を積むと、(自分の中で)山に登るよりも「何を書くか」あるいは「どうコメントするか」の方が(自分の中で)重要になってくる。(・・ような傾向がある)自然、SNS疲れという現象が起きがちである。SNS上の人間関係をどうするか、どう距離を置きながら関係性を築くべきかは、あらかじめ考えておいた方が良いカモ知れない。
バリエーションルートを使う場合は「ヤマレコ」へ転向せよ!?
ヤマップは登山初心者用のアプリである。
だから、マニアックな登山コースや安全とは認められない登山コース等に関しては、ダウンロードした地図に登山道が示されていないことも少なくない。
そのあたりは安全を第一に考えるヤマップならではのポリシーで、そのような設定となっているようだ。裏を返して言うと、ヤマップに記録されている登山道さえ選んでいれば、比較的安全・安心ということでもある。
初心者の域を超えて経験を重ねていくと、当たり前だが、次のステージへと進みたくなってくる。例えば冬山など、「道なき道を歩いてみたい」という想いを抱くようになる時がくる。その際には次のステージにふさわしいアプリ・・・すなわちヤマレコやジオグラフィカ等、さらなるマニアックアプリへの移行、導入を検討してみよう。
しかし、登山アプリは数多くあるが、SNS機能がここまで充実しているものは他になく、結局はヤマップを卒業して他のアプリへ完全に移行するということは少ないように思われる。
ということで、ヤマップで築いた人間関係は、登山という趣味をやめない限り、これからもずっと続いていくことになるので、大切にしていってもらいたい。
ユーザー名について
ユーザー名について、これを始める前までは適当でも良いと思っていた。
しかし、前述のとおりヤマップはリアルな人間関係に発展する可能性が非常に高い。
正直なところ、私が登山を始めたのは友人からの誘いがきっかけであった。
しかし、これを自分の趣味にしようとしたのは、間違いなくコロナ禍がきっかけである。
人と接触しなくても楽しめる趣味として、ソロ登山は理想的なものだったからだ。
だから、ここでリアルな人間関係を築こうだなんて考えたことはなかった。当然ながら、そういうことを想定していないので、ユーザー名についても適当につけてしまっていた。
実は、私と同じように、ヤマップから登山を始めた人はものすごく多い。
というよりも、新型コロナウイルスが流行してから登山を始めた人がものすごく多いのだ。
(ヤマップのユーザーが短期間でここまで増えたということ、登山を趣味にする人がこれほど増えた要因は、コロナの影響であることは間違いない。だから、運営者にとっては正に「コロナ様々」といったところだろう。)
そこで、今から登山を始めようとしている方・・・
ヤマップを始めようとしている方への私からのアドバイスである。
何がどういうきっかけで、リアルな人間関係が生じるかは予想できない。
だから、ユーザー名はリアルに名前で呼ばれても恥ずかしくないものにしておこう。
ちなみに私のユーザー名は「ごっち。」である。
面と向かって「ごっち さん」と呼ばれるのは、結構ハズカシイものがあった。
ゆえに、反省の意味も込めて、ここでは「ごっ。」っと名前を改めてみた。
「ごっ さん」と呼ばれたら恥ずかしくないし、むしろ親しみが込められている感じがしていいでしょ!?
ぜひとも参考にしてもらいたい!
参考にならんかな(笑)
課金について
ヤマップは基本的に無料で使うことができる。
しかし、無料ユーザーがダウンロードできる地図は、1月に2枚だけとなっている。
だから、1月の間にどれくらい山に登るのかによっても、課金するか否かの判断は変わってくる。
もちろん課金して、プレミアムユーザーになれば、地図のダウンロードは無制限となる。
山レポに使える写真の枚数も無制限となるし、他にも色々と特典はあるが、あまり大したメリットではない。結局1月に2回以上山に登るか否かが、課金してプレミアムユーザーになるか無料ユーザーで通すかの基準になるのだと思う。
プレミアムユーザーになる場合、年払いだと5,700円、月払いだと780円となる。
(以前はスマホアプリからの契約ではなく、WEBから契約すると、さらに割引となったのだが、その金額は確認できなかった。)
いずれにせよ、初心者が山登りをするならば、ヤマップへの加入は必須だと思っていた方が良い。
登る前、登った時、登った後と、山登りを一粒で3つ楽しむことができるのはもちろんだが、事前の地図ダウンロードとGPSがあれば、正に鬼に金棒だろう。
きっと、あなたの登山ライフを安全安心な豊かなものにしてくれるので、是非ダマサレタつもりでヤマップを導入してもらいたい!
んじゃ、またね♪
受験アプリは「mikan」だけじゃない!(反復学習の無料サイト~買い切りアプリを紹介)
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